役員としての責任は?
役員としての責任は?

役員(取締役)の責任について
取締役(役員)は、単に肩書を持つ人ではありません。
会社の重要な意思決定を行い、その結果について責任を負う立場です。
従業員が与えられた業務を遂行する立場であるのに対し、取締役は会社全体を見渡しながら、
・資金繰り
・人員配置
・安全管理
・品質管理
・契約締結
・取引先対応
などについて判断を行います。
建設業の取締役が負う責任について
建設業では多額の資金が動きます。
また、
・工程管理
・労務管理
・安全管理
・品質管理
など、多くの管理業務が求められます。
経営判断を誤れば、
・資金繰り悪化
・工事遅延
・労災事故
・契約トラブル
などにつながる可能性があります。
その結果、
・従業員
・協力会社
・発注者
・金融機関
へも影響を及ぼします。
後継者が取締役に就任する意味
後継者を取締役へ就任させることは、単に経営業務管理責任者(経管)の要件を満たすためだけではありません。
会社経営の意思決定に関与し、その結果に責任を負う経験を積むことに意味があります。
建設業承継において重要なのは、役員へ就任した事実ではなく、
経営者としての責任と判断を実際に経験していること
です。
名義だけの役員には注意が必要
取締役は責任を伴う立場です。
そのため、実際には経営へ関与していないにもかかわらず、名義だけで役員へ就任している場合には注意が必要です。
また、建設業承継においても、単に役員へ就任しているだけでは十分とは言えません。
資金繰りや取引先対応、人員管理などへ実際に関与しながら経営経験を積んでいくことが重要になります。
会社の将来を左右する経営判断とそこから生じる責任。これらの経験の蓄積が、建設業許可には求められているためです。


